【インタビューの翻訳】
Q今、Qアワードのバックステージに『オポジッツ』でベスト・アルバム賞を受賞したビッフィ・クライロと一緒にいるのですが、受賞についてお聞きする前に、昨夜パフォーマンスを披露してくれましたね。いかがでしたか?


ジェームズ:ジャズ・カフェでプレイしたんだけど親密感があってね、短い曲もせっかくだからやったよ。でかいロック・ショウとは本当に対照的で、ちょっとスピリチュアルな感じもしたね。

観客は歌詞を全部歌ってくれたし、僕たちにとってとても特別な時間だったよ


Qアコースティック・ショウだったんですよね?


サイモン:そうそう、本当は僕たちアコースティック・ショウっていうとちょっと臆病になっちゃうんだけどさ。ボリュームがでかいとそれに隠れることができるからね。

でもやっとそれにも慣れてきて、今では普通のセットで弾けない曲もできるんだよ。

ジェームズが言っていたようにちょっとスピリチュアルな感じもしてさ、昨夜は親交みたいで、みんな一緒に僕たちと歌ってくれて本当に美しいムードだったよ。だから僕たちに披露させてくれてありがとう。


Qボリューム関連でお聞きしますが、今作『オポジッツ』はダブル・アルバムですね!なぜダブル・アルバムにしようと思ったんですか?


サイモン:傲慢さからなのか馬鹿げているからなのかどっちだろうね、たぶんどっちもだと思うんだけど(笑)

だけど今回、初めてダブル・アルバムを作れるほど良い曲が集まったんだ。

だから僕たちがやっていることはスゲェんだって見せつけるために作ったわけではないんだよ(笑)

ダブル・アルバムを作るってなると割とよく「この5分前に作った小さい曲を入れようぜ」ってなりがちだけど僕たちは本当に一生懸命に取り組んで、余計なものを一切含まないダブル・アルバムにしたかったんだ。だから全部聴いてくれた人には本当に感謝したいよ。

みんなにダブル・アルバムを作るんだって言ったときは、誰もそんなに長いもの聴かないよ、なんて言われたんだけど、ちゃんと良いモノを作るとそれに時間を費やしてくれる人がいるって気付かされて、音楽を聴いてくれる人に対しての信頼が更に深まったよ


Qそれで投票もしてくれましたもんね!


サイモン:そうだね。だからQを読んでくれている人たち、本当にありがとう


Qセッションはどうでしたか?


ベン:最高だったよ。一度やり出したら、僕たちの今までのセッション中で一番のレコーディングになったね。作っている時点で僕たちも特別なものを作っている実感があったんだと思うな。

今まで以上に実験的に取り組んで、結果にとても満足しているよ


Qレディングやリーズのヘッドライナーを務めて、バンドにとっては大忙しな一年だったと思うのですが


サイモン:あれは信じられなかったよ!

12年間くらいライヴ演奏しているバンドからしてみれば、ああいった大きくて大事なショウをやって、「なんか問題あった?」、「別に」、「お前からしてみて良かったか?」って確認し合ったときに、僕たち全員今までやったショウの中で一番だったって意見が合致したんだ。

普段そういうのって12~13人の前でしか起きないからね デュッセルドルフとかで(笑)

だけど稀にもリーズでそれが起きて最高な気分だったね。素晴らしい日で、観客も素敵で、正直言うとまだ興奮から冷めきってないんだ(笑)


Qでは次はなんでしょう?トリプル・アルバムですか?


サイモン: トリプル・アルバムを作ろうかなんて話していたんだけど、グリーン・デイがトリプル・アルバムでやらかしたから、もはやどのロックンロール・バンドもあれはできないよな(笑)

だから次はもっと簡潔にしようと思って、7~8曲くらいにして緻密に取り組もうかなって言っているんだ。でもそれが面白いところでさ、 今までやってきたことを踏まえると、次のアルバムでなんでもできるんじゃないかって思えるんだ。次の方向性を見出すのが楽しみだね


Qマーマデューク・デューク(※注1)はまた見れますか?


サイモン: ああいつでも!普段一緒にいてさ、ぶざまな影のように僕を追っかけ回しているから!
デュークが死んで彼は地に埋められるんだ、だから来年それを聞けるよ(笑)


※注1 ヴォーカルのサイモン・ニールによる自称覆面バンド

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